岩瀬牧場は、福島県岩瀬郡鏡石町にある牧場。あの唱歌『牧場の朝』が生まれた場所です。今日もいたるところで野菜が栽培され、広大な敷地の中で乗馬や変わり種自転車・ツリーハウスなどで賑わう子どもたちの声が聞こえてきます。
古木桜、ソメイヨシノ
シャクヤク園
熱帯スレイン
バラ
切り株ハーブ園
00周年
岩瀬牧場の歴史は明治の初めに遡ります。明治天皇の東北巡行の際に、鏡石、矢吹、須賀川に広がる原野2700町歩におよぶ地を天皇が側近の人に開墾について申し述べたことが開拓の発端となったといわれます。
伊藤博文内閣が
宮内省直営の開墾地所として開拓を始め、
その後皇族方による経営に変わり、
いわば「御料牧場」としての
岩瀬牧場が誕生したのです。
岩瀬牧場歴史資料館/旧事務所
とうもろこし乾燥舎
農具舎
オランダから寄贈された鐘
第5号牛舎
練乳加工場
日本最古コンクリートサイロ
量産型トラクター『フォードソントラクター』
運搬用トロッコ
岩瀬牧場には、開拓当時を偲ばせる牛舎や蔦に覆われた旧事務所、昔ながらのとうもろこし乾燥舎も昔と変わらぬ姿を見せてくれます。また、サイロや古い農機具、乳製品加工機械、さらには牛乳を運搬したトロッコなど、日本における畜産の歴史を知る上でも貴重な資料が数多く残されています。